マンションの管理形態について
こんにちは! 日中はまだまだ暑い日が続きますが早朝は少し肌寒くなってきましたね。
さて本日は「マンションの管理形態」についてお話させて頂きます。
分譲マンションの所有者は、全員が管理組合の一員になります。
殆どのマンションが、管理会社に管理を任せていると思いますが、そうでないマンションもありますので、事前に確認しましょう。
①全部委託管理
管理の全てを管理会社に委託するという内容です。
分譲マンションの多くは、全部委託管理になっていて、管理組合の負担が少ないのがメリットですが、管理費委託費は当然高くなります。
②一部委託管理
例えば、会計業務のみを管理会社に委託するなどをして、管理組合で出来る範囲は管理組合で行い、他のところは管理会社に委託するという形態です。
全部委託管理と比べると管理組合の負担は多くなりますが、管理費用が安くなり、管理組合員の中に数名マンション管理に詳しい方がおられると意外とうまく管理運営ができると思います。
③自主管理
管理業務の全てを管理会社に任せず、管理組合で行う形態です。
築年数の古いマンションや、小規模のマンションで見受けられます。
管理組合がうまく管理できていればいいのですが、よくあるのが、長期修繕計画が作成されていなかったり、計画的に大規模修繕を行っていない等、資産価値に影響のある部分で、うまく管理できていないケースがあります。
購入しようとしているマンションが自主管理であれば、計画的に修繕計画を考えているか等、管理状況を確認しましょう。
また、理事長・副理事・会計・監査・書記等、役員が誰で、どういうペースで役が回ってくるのかも確認する必要があります。
全て自分たちで行うので、大規模修繕を検討する時期に役員になると、昼間の仕事をしながら、休みの日は頻繁に管理組合の会合があり打合せを行うので、思っている以上に大変かと思います。
マンション購入の際、建物の築年数や間取り、立地等に目がいきがちになりますがマンションの管理形態がどうなっているかも購入の判断材料として重要なポイントです。
一度ご参考になさってください。
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